不動産クラウドファンディングって、案件ページを開くと「利回り○%」「運用期間○ヶ月」みたいな数字や専門用語が並んでて、正直どれを選んだらいいのか分からなくなりますよね。
私も最初は利回りが高い案件ばかりに目がいってました。でも実際にやってみると、「高い=お得」じゃないことも多いと気づきました。
今回は、利回りや運用機関など5つのポイントにわけて詳しく紹介します。
利回りだけで決めない

利回りは高ければ高いほど利益が得られるからいいんじゃないの

利回りは確かに大事なんですが、それだけで決めるのは危険です。
例えば、平均が4〜6%くらいのところに「15%!」みたいな案件があったら、その分リスクが高い可能性があります。
私の経験では、利回りが高すぎる案件は運用期間が短くても資金ロックのリスクや不確定要素が多い場合が多いです。
なので、利回りは一つの目安として見つつ、他の条件も必ずチェックします。
運用期間
初心者のうちは短期(6ヶ月〜1年以内)がおすすめです。
理由は、長期運用だと資金が長く拘束されてしまって、途中で別のチャンスが来ても動けないからです。
私も最初は7ヶ月運用の案件から始めて、資金の回転を体験してから長期にも挑戦しました。
短期=リスクゼロではないですが、資金が戻ってくるタイミングが早い分、精神的にも安心できます。
物件の場所と種類
立地はめちゃくちゃ大事です。
都市部・駅近・住宅系の物件は安定しやすく、逆に商業施設やホテル案件は景気の影響を受けやすいです。
例えば、私が投資した都内駅徒歩5分のマンション案件は、想定通りに償還されましたが、地方のホテル案件は途中で条件が変わったことがありました。
「その物件、もし売るなら売れやすそうか?」って目線で見てみると判断しやすいです。
事業者の過去実績
これも地味に重要なポイントです。
事業者のサイトで「過去の案件一覧」や「償還実績」を見て、遅延や元本割れがないかを確認します。
国の許可(第二種金融商品取引業や不動産特定共同事業の許可)があるかもチェックしましょう。
主な事業者と、簡単な実績はこんな感じです。(2025年8月時点)
COZUCHI:償還率100%(元本割れなし)、高利回り案件多数、途中解約も条件付きで可能
COMMMOSUS:1万円から投資でき、安定型案件が多い
CREAL:過去の元本割れなし、案件の種類が多く、運用期間も幅広い
Jointoα(ジョイントアルファ):元本割れなし、比較的短期案件が多い
詳しい数字や会社ごとのメリット・デメリットは、こちらの記事でまとめています。
募集金額と残り枠
人気案件は開始直後に満額になることもあります。
募集金額が少ない案件ほど早く埋まりやすいので、開始時間前にログインして待機しておくのがおすすめです。
私も何度か「あと1分で埋まった!」という経験があります。
逆に募集額が大きい案件は時間に余裕があるので、焦らず条件を見比べられます。
- 利回りと運用期間でざっくり候補を絞る
- 物件の写真や立地をチェック
- 事業者の過去案件を確認して安心感を持つ
- 開始時間に合わせて申込準備
この流れに慣れると、案件選びの時間も短くなって効率的です。
まとめ
案件選びは最初こそ難しく感じますが、ポイントを押さえればだんだんパターン化できます。
私の場合は「短期・利回り3〜5%・都市部・過去実績良し」ぐらいで選んでおくと、大きく外すことはありませんでした。
あとは実際に少額からやってみて、経験を積むのが一番の学びになります。