不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングの違いをやさしく解説

困りぐま
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不動産クラファンって聞いたことあるけど、ソーシャルレンディングと同じじゃないの?

困りぐま
困りぐま

どっちも怪しい仕組みに見えるけど…大丈夫?


こう思う方は多いと思います。

実は不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングは似ているようで仕組みがまったく違います。

詳しく解説していきます。

ソーシャルレンディングとは?

イメージしやすく言うと「お金を貸す投資」です。

投資家 は、企業や事業者にお金を貸す。企業や事業者は、利息をつけて返してもらう仕組みです。

もし相手が返済できなくなったら、元本が戻らないリスクがあります。過去には「返済不能」「不正利用」といったトラブルも発生しています。

簡単にまとめると、「融資型の投資」と覚えておくとわかりやすいです。

不動産クラウドファンディングとは?

こちらは「不動産に出資する投資」です。

投資家 は、 不動産プロジェクトに出資します。プロジェクトで得た家賃収入や売却益から分配を受け取ります。

優先劣後構造があり、損失が出た場合はまず運営会社が負担する仕組みが多いです。

不動産が担保になる場合もあり、ソーシャルレンディングより仕組みがしっかりしています。

 不動産投資型の投資と考えると理解しやすいです。

投資するときの注意点

不動産クラウドファンディングもソーシャルレンディングも、魅力的な投資方法ですが「元本保証はない」という点をしっかり理解しておくことが大切です。それぞれに特有の注意点があるのでまとめました。

ソーシャルレンディングの注意点

ソーシャルレンディングは「お金を貸す投資」なので、貸し倒れリスクが大きなポイントになります。

  • 元本保証はなく、相手が返済不能になったら資金が戻らない
  • 貸付先の企業や事業者の経営状況によってリスクが変動する
  • 過去には「返済不能」「不正利用」といったトラブル事例もあった
  • 案件によっては貸付先の詳細が公開されにくく、情報が不透明なこともある

不動産クラウドファンディングの注意点

不動産クラファンは「不動産に出資する投資」なので、不動産市況や運営会社の力量に左右されます。

  • 元本保証はなく、不動産が担保になっていても必ず安全とは限らない
  • 一度投資したら、運用が終わるまで途中解約はできない
  • 高すぎる利回りをうたう案件は、その分リスクも大きい
  • 不動産市況が悪化すれば、空室率の上昇や地価下落で配当が減少することもある

共通して気をつけたいこと

  • 「元本保証はない」という前提を忘れない
  • 利回りだけで判断せず、運営会社の実績や信頼性を必ずチェックする
  • まずは少額から始めて、仕組みに慣れていくのがおすすめ

まとめ

ソーシャルレンディング=お金を貸す投資(融資型)

不動産クラウドファンディング=不動産に出資する投資(不動産投資型)



どちらも「元本保証はない」という点は同じです。
ですが仕組みを理解すれば、不動産クラファンは初心者でも取り組みやすい投資方法のひとつといえます。

 実際に安心できる不動産クラファン会社については、こちらで詳しくまとめています。